動画プラットフォームの新星『Vessel』
通信速度の改善とともに動画コンテンツの重要性が叫ばれるようになって久しい。動画コンテンツのプラットフォームといえば、Youtubeや日本でも若い世代を中心に普及しているVineが挙げられる。
ここに新たなプレーヤーとして登場したのがVesselだ。月額2.99ドルと有料ではあるが、あらゆるコンテンツを他のメディアより72時間早く見ることができる、という点が特徴である。You Tuberのようなコンテンツクリエイターに対しても、自身のWebページに無料で掲載する3日前にVesselに掲載すれば、コンテンツを収益化できる、と謳っている。
コンテンツは全て1分から10分ほどの長さ。ショートコンテンツのHuluと思えば想像は容易いだろう。Financial TimesやWall Street Journal等のニュースメディアから有名アーティストのミュージックビデオ、個人が投稿したビデオなど多岐にわたる。現在はベータ版を展開しており、初月は無料で楽しむ事が可能だ。
FounderはHuluの元CEOとCTO。Greylock PartnersとBenchmarkというVCに加えて、AmzonのFounderであるJeff Bezosが個人で持つ投資会社であるBezos Expeditionsが、合計$75Mの出資をしたことでも話題になった。