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YC W15 卒業スタートアップ:駐車場探しのイライラをなくす 『Smarking』

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Smarking

公共交通機関が発展していないアメリカでは、車が生活の手段だ。ただその車にも、駐車場が見つからないという欠点がある。サンフランシスコのように狭い都市では駐車場代だけでもかかってしまうため、UberやLyftなどのシェアライドが流行っているという一面もある。

それに対し 『Smarking』はその駐車場問題の解決を目指す。駐車場に特化したビッグデータ解析をできるツールを提供し、効率的に各駐車場が使われるようにするのだ。過去のデータから需要を予測して価格や人員を最適化。同時にユーザーにも駐車場の空きがあることを伝える昨日を開発し、空きスペースをなくすことで駐車場管理者の収益最大化を目指す。

このような特化型のビッグデータ解析ツールは昨今流行しているように見える。それもそのはず、ビッグデータをマニュアルで適した形に解析できる人材はまだまだ不足しており、それをツールやサービスに代行するためにはある程度分野を絞る必要があるのだ。あらゆるデバイスやシステムから大量のデータが取得できると言われれいるこの時代には、非常に需要が大きい分野なのだろう。

 『Smarking』は2013年にBostonで設立、MITのアクセラレーターを経て昨年YCに参加した。CEOとData Scientistの2人は共にMITから博士号を持つ。ことで