YC W15 卒業スタートアップ: VRの可能性を広げる『InsiteVR』
VRといえばゲームで利用されているイメージが強いかもしれない。ドローンなどと同様、今後どのように利用されるのかが模索されている技術の1つだろう。
InsiteVRは主にデザイン領域におけるビジネス利用を提案する。住宅デザインの際などに使われる3DモデルをInsiteVRというソフトウェアに通すだけで、簡単にVRモデルに転換。あらゆる建築CADソフトウェアに対応しており、ファイルタイプの対応も順次進めている。
記事によると、すでに6社の建築会社や広告代理店と契約。利用者の視線を追跡したヒートマップ解析も提供しており、顧客の理解を深めるためのマーケティングツールとしてだけでなく、新たなデザインツールとして利用されることを目指している。
Co-founderの2人はNew YorkにあるColumbia大学でそれぞれMechanical EngineeringとPoliticsを専攻していたルームメート。昨年New Yorkで行われたハッカソンで優勝したことをきっかけに創業したのだという。
※参考記事:InsiteVR Makes It Easy To Bring 3D Models Into Your Virtual World | TechCrunch